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亮磨 小宮山
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お目にかかったこともないのにコメントを投稿するのは失礼かもしれませんが、一点だけ指摘させてください。私は某紙で科学担当の記者をしている者です。
>ニューヨーク・タイムズなどアメリカのクオリティーペーパーにも科学記事は良く載るが、ほとんどが「ニューイングランド」や「サイエンス」といった雑誌に「掲載された」論文を紹介する記事である。しかし、日本では論文になった記事がニュースになることはほとんどない。
このようにお書きですが、日本の新聞にも「掲載された」論文を紹介する記事が載ることは頻繁にあります。google newsで検索しただけでも、以下のような記事がすぐに見つかります。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012112200050
http://digital.asahi.com/articles/TKY201211170362.html
http://www.47news.jp/news/2012/11/post_20121115030100.html
付け加えれば、論文が掲載される前に記事が書かれるケースには、二つのパターンがあります。ひとつには、研究者ないし研究者の所属機関からプレスリリースが出るなど、ご指摘のように「売り込み」といえるようなもの。もうひとつは、記者自身が科学誌を事前にチェックして、掲載とタイミングを合わせて記事にするものです。
ネイチャーやサイエンスなど大手の科学誌は、掲載する論文の内容を記者に対して事前にメールで送ってきます。ただし論文掲載前に記事にしてはいけないという「しばり」つきです。論文掲載と同時に「解禁」されるのです。こうしたケースは、ご指摘のような「売り込み」にはあたりません。
国内メディアが日本人の研究ばかりをとりあげ、そうした記事が誇大気味になるのではないか、というご指摘については、私もほぼ同意いたします。また、確信は持てていないのですが、とくに医学系の記事でそのような傾向が強いような気も少ししています。
読売新聞らは被害者だったのか?
iPS細胞を用いた臨床試験絡みの捏造問題で、読売新聞ら複数の報道機関が誤報した件が問題になっている。読売編集局長は「おわび」の文を発表した。 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121013-OYT1T00115.htm?from=popin しかし、 (引用)京都大の山中伸弥教授がノーベル生理学・医学賞を受賞することが決まった直後で、難治の病に苦しむ患者さんにとって「夢の治療」を身近に感じられる記事だったに違いありません。本社には、読者の方から「心強く勇気付けられた」という声も届きました。(引用終わり) と、患者さんのニーズがあったから、...
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Nov 23, 2012
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