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こんにちは、何か引っ掛かる部分があって書き込ませていただきます。
臓器移植の問題自体は、今に始まった事ではないようですが、法律改正後に初めての事例があったので、改めて話題になって、議論されているのでしょうね。
臓器を提供して、その受け取る方が、生き永らえる。 それで、その受け取る側の身内も喜ぶ。 これは、人助けになるように思えます。
ただ、この場合、ある一部分しか見ていないか、それ以外は見ないようにしているか、そのいずれかをも考えられます。
まず、提供者側の意見は、一致していて問題ないとして、受け取る側はどうでしょうか。受け取る本人は、そのような時に冷静に判断して、受け取る事に同意しているのでしょうか。
もし、本人が精神不安定な状態ならば、臓器移植の云々以前の問題ですよね。
この場合は可能な限りで本人の意思を尊重するべきではないでしょうか。
また、元来ならば不可能なことを、発達した「技術という力」を持って、実現させる。 この事自体は、人類に発達として受け入れられる事かもしれません。
生物の一個体から、また別の一個体への体内物質の移動によって、一方を寿命以上に生きさせる。
これは、まず自然にしていてはおき得ない事です。
そのことが、そうしない事よりも必ずしも優れていて、当事者皆にとってさえ幸せな事であるとは、考えられません。
それは、どちらが正解で、どちらが間違っているとういうよりも、人間の種としての秩序が気になります。これが、少数のうちは誰も異変を感じないことも当然なのでしょうが。
あと、魂と、肉体は別であっても、臓器を受け取った本人は、自分の物とは違った違和感が、生じないのか疑問です。
これは、手術でどこかを抜き取られたり、何かを取り付けられたりするとき以上に強い感覚が起こると思います。
魂の存在に関しては詳しく知りませんが、それにも何かしらの摂理があるならば、影響は計り知れません。
抽象度が高く、本題から逸れているかもしれません。
つまり、一度、他の体組織のなかでの役割を終えた物を使って、より生きさせることが、結果として、必ずしも適した選択では無い、と考えます。
一方で、見方を変えることで、それは美しいです。
臓器の提供者と、受者がお互いの顔は分からずとも、それぞれが両者の行為を認め合えているのならば、それは誰もが賛成出来ると思います。
法律だけではどうにもならないことですね。
しかし、もっと法律、医療や、その他学問の見聞は広めていきます。
最後までお読みいただき、感謝申し上げます。
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Aug 31, 2010
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