テロと暴動の前、ソサエティーが豊かさを支えられずに最後の悲鳴を上げている頃にアメリカの西海岸でカモメのジョナサンと、草枕をドラッグをしないで（これだけでも貴重です。）、二年かけて読んできました。（カモメのジョナサンはヒッピーが西海岸で熟読した本です。）滞在中にアメリカで生活をたてるのに忙しく、どちらかというとレストランのウエイターをして働くのに忙しくて、一人暮らしも、（単身渡米です、身寄りはもちろんなしです）すべてが初めてで、とにかく二年後に疲れはてて帰国しました。その後、独学で英語を勉強してここまできました。（文法が苦手なんですが、一応通じはしますし、年が年なので今から徹底的に文法を勉強するより、応急処置で何とかごまかせればいいなと思っています。）横浜には私で三代住んでいるので、それなりには詳しいつもりです。昔はまっすぐな道を八時間走っていましたが、今はコロナ禍の影響で住んでいる場所の半径三キロ程度の範囲で生活のすべてをまかなっています。旅を長年した結果、固い、寝心地の良い布団が一番という結論にたどり着きました。外泊はもう考えられません。写真はアメリカの報道関係の記者に十年ほど習いました。自身の経歴として大さん橋国際客船ターミナルで展覧会をだいたい十年の間に三回開いています。コンクール等には今のところ興味はありませんが、余興で送った日本橋の高島屋のコンテストには受かりました。かといってのめり込むことはしないで今を楽しく写真を撮っています。自由に活動をさせてもらっています。周りの方の温かい目に感謝して撮影を頑張っています。