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Izsat
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前回のコメントからだいぶ時間がたってしまいましたが、ご返事します(記事の内容や私のコメントからは話がずれてきた気がしますが)。 >被災地でのみそのリスクがことさらに強調されることが可能なのでしょうか   被災地でのリスクとそうでないところのリスクは同じなのでしょうか? 避難所というのは日常生活の場とは大きく異なり、アルコール依存症の方やそうでない方、肝障害のある方やない方など様々な方が狭い空間でほとんどプライバシーのない状態で一緒に生活をしているという空間です。そんな空間は日常生活には普通ありません。当然、リスクも変わってくるはずです。 >何故我々だけが、たまたま被災地にはいないという根拠で被災地の方にそういう「指図」をする権利を自動的に持ってしまうのでしょう。このラテラリティーの根拠はどこにあるのでしょう。  我々が被災者にならないということが確実ならばそうなのかもしれませんが、誰でも被災者になりうるのであって、その時には同じ立場になるわけです。ラテラリティという問題とは言えないのではないでしょうか? そもそも酒について避難所に持ち込むべきでないという議論が日本で出てきたのは阪神大震災での被災者の経験からだったと私は理解していますが。  また、「被災者がタバコを吸ったり酒を飲むのはよくない」と述べることは「指図」でしょうか? 確かに西條さんが酒を差し入れたところに乗り込んで「飲むのは良くない」と言って酒を強制的に奪っていったならそうかもしれません。しかし、「被災した時に酒を飲むには通常と異なるリスクがあることを伝え、他の問題も生じる可能性がある避難所に酒を持ち込まないようにすべきという主張を行うこと」を「指図」とは普通言わないのではないでしょうか  既に酒が持ち込まれている避難所において、一部、問題が出てきているという話を支援されている方々から聞きます。それがどの程度まで広がるのか心配されるところです。
Toggle Commented Apr 13, 2011 on 程度の問題と想像力 at 楽園はこちら側
 西條さんの酒の差し入れについてTwitter上で異議を申し立てた者です。申し立てた者としてのいわば義務かと思いますのでコメントします。  私は全体としては実は岩田先生の主張されていることについて違和感はありません。ただ、私自身としては以下の点で酒の差し入れに意義を唱える必要性があると考え、行いました。 (1)西條さんのツイートでは「嗜好品は重要」という主張が主になされ、その中に酒を含ませた場合の問題点がほとんど取り上げられていませんでした(少なくとも私が意義を申し立てた時点では)。そのため、避難所に大量に酒を差し入れすることが良いと考える人たちが出てくるのではないか、また、全体的には大量に酒が差し入れされる事態にはならないと思いますが局所的にはそのようなことも起きてしまうのではないか、だとしたら、異議を申し立てるべきではないか、と考えました。 (2)少量飲酒でも継続的に行われるとすれば、それが避難者の心身の健康に大きな問題を生じさせるのではないか。例えば、アルコール依存症の方が避難者にいたとしたらどうなのか。ツイートではそうしたことを配慮していないように感じました。  定型的な治療にのれない患者さんはいます。臨床場面で定型から逸脱することは、患者さんの立場に立つ時は当然のことだと思います。ただ、それが公に発信されれば他の問題が生じます。
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Apr 6, 2011