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しばらく訪問しない間に見事に決まっていましたね。FREEDOMはこれでますます読みたいと思いました。THE HELPはぼくは感動したのですが、「So What?」と言われれば、そうかもしれないと思いました。この年末年始にはニューヨークとボストンにいきます。ボストンでは鶴見俊輔が(70年前に)学んだコンコードの寄宿学校とハーヴァード大に行くのが楽しみです。洋書読書のエネルギーを充填してきたいです。
2010年洋書ファンクラブ「これを読まずして年は越せないで賞」決定〜!
今年も、「これを読まずして年は越せないで賞」が決まりました(これまでの経過はこちらをご覧下さい)。 1.ノンフィクション部門 もちろん受賞作は...Just Kidsです! 下記のTogetterをご覧になっていだければお分かりになると思いますが、満場一致で話し合いの必要も無かったくらいでした。 それくらい、キョーレツな印象を残した本です。 2.フィクション部門 角モナさんがRoomを推されましたが、結果的に、これほど優れた作品は滅多にないということで意見が一致し、Freedomとなりました。 やはり素晴らしい文章力と、The Correctionsからは感じられ...
ワタナベさんのおすすめで読みました。
母親が突然逮捕されたあとの、子どもたちの毅然とした姿がいいですね。最初は集会参加を恐れていたDelphineが、逮捕を転機にアフリカ系アメリカ人の人権問題を一気に自分の問題にする展開にひきこまれました。
ピンク・パンサーのCrazy Kelvinに末の妹のFernが"What's wrong with this picture?"と絡まれるところは、最初、pictureが何をさすのかよく分かりませんでしたが、アフリカ系の少女が白人のお人形を持っていることにけちをつけたのですね。このことも、最後のFernのお手柄に生きてきて、胸におちました。
ただ、母親のCecileがどうしてかつて子どもたちをおいて出て行ったのか(姑との対立らしいけれど)、すっきりしないのがちょっと残念なところです。でも、賞を取りそうだというのがよくわかる、面白くてためになる、子どもたちの成長が胸に残る本だと思いました。
今年最も注目を集めている児童書のひとつ One Crazy Summer
Ritta Williams-Garcia ハードカバー: 224ページ 出版社: Amistad; 1版 (2010/2/1) 児童書/歴史(公民権運動)/9−12才/小学校高学年から中学生 2010年全米図書賞(National Book Awards)候補 時は1968年。11歳の黒人の少女Delphineは、父と祖母(Big Ma)の命で、妹のVonettaとFernを連れてアラバマの田舎町からカリフォルニア州オークランドに飛ぶ。 それは、7年前に彼女達を置き去りにして家出した母を訪問するためだった。 Delphineは母親に対して暖かい感情は抱いていなかった...
「洋書ファンクラブ」ビギナーですが、私もノミネートさせてもらいます。まず文芸作品
The Help
発売1年以上経ってもいまだにアマゾンのベストセラー上位にいる人気作。60年代南部の普通の白人、黒人の生活から、奴隷制度の非合理性と人間の友情、希望をあぶり出し、とにかく感動します。渡辺さんも洋書ニュースのほうで昨年、時々「読者評価の異常に高い商業的文芸作品」とふれています。対象になるのではないでしょうか。
Let The Great world Spinもいいですが、すでに全米図書賞を取って、ここで上げるまでもないかと。私にはThe Helpのほうがよみやすかったですし。
ノンフィクションでは Justice by Micheal Sandel をぜひ。
いわずと知れた日本では大人気の「ハーヴァード白熱教室」の講義を元にした本。昨年の出版なので、対象になりますね。渡辺さんも一人井戸端会議で触れていますし…。
哲学のアカデミックな内容を近現代の身近な事例と結びつけて「哲学すること」の面白さ、深さをよみがえらせた功績はスゴイと思います。私は新自由主義を取り上げたDo we own ourselves にまず引きつけられました。課税の正当性を個々までさかのぼって考えるのかと驚きました。
英語ももとが講義の成果、哲学の難解さはなく、読みやすいのもいいです。
2010年洋書ファンクラブ「これを読まずして年は越せないで賞」ノミネート作品募集
昨年試験的に始めた洋書ファンクラブ「これを読まずして年はこせないで賞」を、2009年の第一回に引き続き、今年もなんとかやってみようと思います。 とはいえ、新刊の発売プラス、ちょっとここには書ききれないほどの仕事と雑用の山の下敷きになってもがいている状態なので、今回はちょっと「ええかげん」方式に変えてみます。 ノミネーション作品募集! ルールは簡単。 変更 今年の「洋書ファンクラブ」「洋書ファンクラブJr」の記事の中から、あなたが応援する作品名をコメント欄に載せてください(最高2冊まで。1冊でもOK) ★下記の各ジャンルで1冊 ノンフィクション 文芸作品 児童書 ★追記:なるべく去年...
はじめまして。昨年末からこっそり洋書選びの参考にしていました。東京の北村隆志といいます。まだ洋書歴1年ですが、やはり歯ごたえのある作品でないと読んでもつまらないので、洋書読書をつづけるためには面白い作品をと思って探しています。私は社会派の文学が好みなので、Let The Great World Spin は渡辺さんの書評も見て、Kindleで読みました。たいへん、面白くNYに行きたくなりました。ちなみにその前に読んだThe Help は感動しました。今度のおすすめのFreedomも紀伊国屋書店Webの書評空間で「現代アメリカをみごとに描いた」と評していて、気になっていました。渡辺さんの紹介でいっそう興味がわきました。読みたいリストに加えておきます。これを機に今後もよろしくお願いします。
ある中流階級の家族を通じて自由の国アメリカ合衆国の現代を描いた大作 Freedom
Jonathan Franzen 576ページ(ハードカバー) Farrar Straus & Giroux 2010/8/31刊行 ●筋書きをあまり知りたくない方への短いバージョン Patty, Walter, Richardの3人は、大学時代に知り合う。バスケットボールの花形選手で競争心が強いのに自己評価が低いPatty、Pattyに惚れ込む善良なWalter、Walterの善良さを愛する親友のくせに彼が好きになった女の子に手を出しては捨てるロックミュージシャンのRichard。愛情と競争心で繋がる3人の複雑な関係は、PattyとWalterが結婚した後もくすぶり続...
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Oct 31, 2010
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