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Minomi66
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この問題は根が深い。このことにいえるのはメーカーにソフトウェア軽視という根があるのだが、それはソフトウェア工程だけではなく全体の工程にわたってあるのだ。  ある製品を仕様設計をする場合、メーカーでスタンダードなのはこの順番、優先順位で仕様策定が始まる。 「1.機構(油圧回路なども含む)、2.電装、3.ソフトウェア、4.デザイン」  このため、ソフトウェアは機構や電装で実現できなかった機能の残りをソフトウェアで実現するという意識が強い。こうなるとソフトウェアはモザイク状になり、一般化、標準化、ユニット化がやりにくくなる。  ソフトウェア開発にOSを用いて電装、機構の仕組みを吸収させるのは当然生産性を上げるためであり、そうすることが設計において効率的であるからだ。しかし、せっかくOSを使っていても、先に述べた優先順位で仕様策定を行うためどうしても再利用性が不十分なプログラムが多数発生する。  これは派遣社員、アウトソーサーを使うことでさらに悪化する。彼らにとっては、モザイク化してうかつに他の人間に障れなくすることは設計としては良いことではないが、実は利益になる。  したがってあまり真剣に取りくまない。そして派遣社員に到っては見やすいプログラムを作ってしまっては、仕事が終われば即さようならの可能性があるのだからなおさらそんなこと時間を使いたくないだろう。ただでさえ余裕のない納期で仕事を迫られるのだ。  なぜこうなっている(ソフトウェア軽視)が発生しているのかは推測ではないが、おそらく日本の大メーカーの経営陣がいわゆる文系ご年配な方が多いためであろうと考えている。  すなわち、彼ら自身および(理系の)同期が学生のころに、やっていた技術を最後まで優先的にもちこんでしまうためにこのようなことが起きているのだろうと思う。 >>今の時代、家電を売って利益を上げようとするのであれば、ソフトウェアで勝負をするしかない。 ここの部分ではなぜそうなるのかをちょっと考えてみようと思う。  ソフトウェアは開発コストはかかるが、工場による量産にかかるコストはゼロに等しい。日本の現状においてすでに工場を国内に置く贅沢は各電機メーカーの状況からもわかるようにもう許されない。  ゆえに量産コストがかからない「3.ソフトウェア、4.デザイン」を優先させることが日本の競争力を高めることになる。しかしそのためには、正社員がプログラムを書くだけでは駄目で、そもそもの仕様策定の優先順位を変えていく必要があるだろうと思う。 すなわち逆に  「1.デザイン、2.ソフトウェア、3.電装、4.機構(油圧回路なども含む)」 とする。 これはまたユーザーが製品に対してインターフェースする順番でもある。 日本のメーカはシーズ性向が強く、ニーズの性向が弱いのもこういう策定の優先順位あったのだと私は考える。
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Nov 5, 2011